早朝より岡山県津山市へ
(かもだ岬温泉は保養施設であるが、赤字だと新聞で取り立たされている。他県の取り組みにつき産業建設委員会メンバーで視察した)
GRASS HOUSE
津山市のグラスハウスは、室内型のプールとして建設された。
収入は1.1億、支出は2.1億と
津山市の赤字施設であった。(そのうち、光熱費は実に年間7千万円)
津山市は市営プールのあり方に
ついて議論し、FM委員会(ファシリティマネジメント委員会を立ち上げ、自分ごと会議を進めた。
課題を顕著化して総論を導き出していったのだ。
津山市の切り替えは早い。
まずは、使用期限を決めて、プール廃止を発表。
次に、サウンディングを実施、ボトルネックは水のランニングコストであることから、温水プールを前提としないRO-PFI+コンセッションをするとした。
既存の施設を民間発注で改修管理、次に、公共施設を民間で自由に運営するとした。
結果として、プールをバスケのコートや、トレーニングエリア、トラックエリア、屋外プール、カフェなどに改修。勿論支出が減ったこともあるが、施設は黒字化となった。
進め方を聞いたが、担当課長が企画、部長、市長と承認を得て議会へ提出。議会も全員一致で賛成してくれて進めれたと言う。
担当課長は、『議員さんとも普段から仲良くさせていただいている。しっかり説明して賛同をいただきました。』と熱く語った。
思い切った取り組みで赤字後期施設を黒字化させ、これからも、まだまだ、やりたいことがあると意気込む。
「阿南市の担当課長さんも熱いですよね、前にご挨拶させていただきました。」と言われたのだけど、今年の春に課長も課長補佐も移動となった。
阿南市もスピード感を持って、津山市に負けずに頑張ってくださいね。
委員長として冒頭、ご挨拶させていただきました。
議会事務局様
津山市財産活用課 川口課長様
株式会社Globe 関元社長様
本日は大変お世話になりました。
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